パソコンの心臓部分であるCPUについて

CPUがパソコンの性能を決めるんだ、
と自信満々に周囲の人に話しておきながら、
実はあまりCPUについて詳しく知らない人もいます。
ここでは、そんなCPUとはどんなものなのかをご紹介していきます。

●CPUって何？

CPUとは『セントラル・プロセッシング・ユニット』の略称です。
日本語訳すると『中央処理装置』という意味があります。
CPUはその言葉どおり、パソコンの中枢を担う、全体の司令塔です。
パソコンの処理速度を決定づける本当に重要なパーツと言えます。
人間に表すと『脳』の部分がCPUと言えるくらいです。
パソコンの性能を見る時、
まずはCPUを確認するのが１つの目安となるくらい大切な部分です。

●CPUの種類

CPUで有名なメーカーとして、
・Intel社――Core、Celeronなど
・AMD社――FX、Aなど
があります。両者どちらが良いかについては
使用する人の好みなどがあるので
一概にどちらが良いというのは言えません。
ただ、メーカーではなくコアの数によって
処理速度が歴然と変わってくると言うことは覚えておきましょう。
デュアルコアタイプや
クアッドコア（4つ）
ヘキサコア（6つ）など
コアの数が多ければ多いほどパソコン処理速度は効率が良くなるんです。

また、クロック数（GHz）が高ければ高いほど
パソコンの中の処理が速くおこなわれるのでここにも注目してみて下さい。
クロック数については、BTOパソコン販売サイトでもCPUの横に書かれています。

●どんなパソコンにしたいかで必要なCPUは違ってくる

3Dゲームや動画編集をしたいのであれば
IntelならCore i7、AMDならFXシリーズで
クロック数は2.8GHz以上あることが望ましいです。
反対に、基本的なこと（ネットやメールなど）
しかしないのであればそこまでハイスペックなCPUは必要ではありません。
自分の求めるパソコンはどんなものかを具体的に考えた上で、
CPUは選ぶようにしましょう。